ご家族の方が亡くなると相続が発生し、被相続人が遺した財産を法定相続人が引き継ぎます。相続財産は、法定相続人となるすべての方が相続する権利があります。
当ページでは、どのような財産が相続対象となるのか、また、相続財産の調査方法についてご説明いたします。
相続財産とは？
相続財産とは、被相続人が所有していた「一切の権利義務」のことをいい、遺産分割の対象になるものを指します。ここでいう「権利」とは、不動産や預貯金などの「プラスの財産」のことで、「義務」とは、借金の返済や未払いの税金の納付などの「マイナスの財産」のことになります。これらを踏まえると、相続財産は広範囲に及ぶことがわかります。
ただし、特定の人にのみ帰属し、他の人に移ることのない権利義務（一身専属権）は相続の対象外となります。
みなし相続財産・債務控除について
相続財産は、遺産分割と相続税の対象となりますが、その他に、「みなし相続財産」という財産も存在します。
みなし相続財産は、生命保険金や死亡退職金といった受取人として指定がされている財産のことで、遺産分割の対象ではありませんが、相続財産と同じく相続税の課税対象となるのが特徴です。
「債務」については、「マイナスの財産」に含むことで、相続税を抑えることが可能になることもあります。また、「非課税財産」は、相続税の課税対象ではないので、きちんと把握をすることで、「債務」と同じく相続税を抑えることができる場合もあります。ただし、「債務」や「非課税財産」は、必ず相続財産として含めて申告をしなければならないので注意が必要です。
どのように相続財産を調べるのか？
相続が発生すると、相続する財産の調査から相続税の申告・納付まで行う必要があります。また、相続する財産がすべてプラスの財産というわけではありません。場合によっては、マイナスの財産の方がプラスの財産より多い場合もあります。その際は、財産の一部またはすべてを受け取らない方法もあるので、選択肢が増えることになります。相続方法は、「相続の開始を知った日から3か月以内」に確定し、相続税申告は、「相続の開始を知った日から10カ月以内」に行う必要があります。
ここからわかる通り、相続財産を調べるには、正確かつ迅速な対応が必要となってきます。
繰り返しにはなりますが、相続税申告は正確性が求められるのはもちろんのこと、迅速な対応も必要ですので、相続が発生した際は相続税申告を得意とする高松相続税申告相談プラザの税理士にお任せください。香川・高松をはじめ、多数の地域の皆様から相続税申告に関するご依頼を承っている高松相続税申告相談プラザの専門家が、香川・高松の皆様の相続税申告がよりよいものになるよう、手続き完了までしっかりとサポートをさせていただきます。初回のご相談は無料でお伺いしておりますので、香川・高松の皆様、ならびに香川・高松で相続税申告ができる事務所をお探しの皆様におかれましてはお気軽にご連絡ください。
